最近コンピュータの世界で見かける地方の町としては、Rubyの松江市とOpenOfficeの会津若松市があります。松江市はRubyの開発者であるまつもとひろゆき氏が住んでいるということで、松江市長が「Rubyのメッカ」宣言を出したり、市がRubyのサポートをする体制になりつつあります。会津若松市は市職員が使っているコンピュータのうち85%をMicrosoft Office(とおそらく一太郎)からOpenOfficeへ移行したことで有名になりました。
その会津若松市が先週、オライリー風な表紙の冊子「オープンオフィスにしませんか?」をCreative Commonsで公開しました。また、市民にOpenOffice入りのCD-ROMを無料配布するようです。
この取り組みを行っているのは情報政策課というところ。個人的にも大切な思い出がいくつもある会津若松なので、こういう一歩先を行く取り組みをしているを知るのはとても嬉しいです。会津若松市の職員になった大学の同期もいるので、そいつが関わっていたりするともっと誇らしいな。