LaTeXでプレゼン作成の続き

僕が使っているpteTeX3には、powerdotがインストールされていたので、powerdotが使えるようになりました。dviまでは問題なく進みましたが、dviをpdf化するところで若干つまずき、それでもきれいなpdfファイルが完成するところまでこぎ着けました。しかも4月からの音響心理研究法の初回講義をサンプルとして使っていたので、初回講義のプレゼンスライドとハンドアウトが完成。仕事した気分。

dvi→pdfに関しては、dvipdfmxじゃだめでdvips→ps2pdfという組み合わせが必要でした。しかも僕がMac OS X 10.6 Snow Leopardで使っていたghostscript 7.07はepsファイルをうまく処理してくれなかったので、Mac OS X専用バイナリからダウンロードしてきた8.70のバイナリを使うことにしたらOK。この際なので、職場パソコンとノートパソコンのLaTeX処理系もバージョンをあわせ、ようやく環境が統一されました。めでたし。

powerdotの良いところは、プレゼンスライドを作ったら、そこからハンドアウトもほぼ自動生成できること。PowerPointみたいに「スクリーンショットをそのまま印刷しました」という雰囲気が出ないので気に入りました。LaTeXなので数式も使えますし。そのままでは音が使えないなどの問題はありますが、いざとなったらAcrobatでPDFに埋め込んでしまっても良いかな、と。

今年度は、音を多く使う科目のスライドはPowerPointで、数式を多く使う科目のスライドはpowerdotで作ってみることにします。