キャンプ道具を揃えたシリーズです。
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目次
クッカーとシェラカップ
バイクに乗るのが好きなのですが、目的になる場所を無く走るのもあまり面白くありません。YouTubeで見たラーメン・ツーリングなるものをやってみることにしました。とは言うものの屋外料理についてはまったく分からない状況だったので、御徒町のモンベルまで行って選んだのがソロセットのクッカー(鍋)でした。アルパインクッカー9ディープ(400 mL)とアルパインクッカー11ディープ(750 mL)という2つの鍋のセットです。アルパインクッカー14+16パンセットのようなフライパン付きのものとも迷ったのですが、このサイズで正解でした。袋ラーメンを調理するだけでなく、コーヒーのためのお湯を沸かしたり、米を炊いたり(11ディープで1合炊きくらい)、煮物や炒めものをしたり、万能に使っています。自宅料理のときにも、ちょっとしたこと(たとえば卵を一つだけゆでるとか、小さいレトルトパウチを温めるとか)に使っています。
モンベルのクッカーにまったく不満はありませんが、戦闘飯盒2型も気になっています。
シェラカップ(400 mL)はクッカーと同じ日に食器として購入しました。料理の取皿にしたり、マグカップ代わりにしたり、お湯を温めたりと、とにかく万能で、食器としてだけでなく調理にも使えます。あるとき焚火に突っ込んで使ったら一部分が色づき、チタンマフラーがくすんだみたいなきれいな使用感になりました。軽さと丈夫さだけを考えて買ったのでチタン製のものにしましたが、使ってみたら別にチタンじゃなくても良かったです。今だったらアルミのシェラカップを3~4つ買うかもしれません。(でも、最近モンベル店舗に行ったらチタンのシェラカップに計量カップ目盛りが付いていたので、もうひとつ追加購入してしまいました。)
バーナーと焚火台
毎年の恒例行事でバーベキューをやっていて、薪や炭への着火に時間がかかることがあったので、何年も前にバーナーだけ買っていました。年に一度のバーベキューにしか使っていませんでしたが、自宅には岩谷のカセットコンロがあるので、そのカセットガスと互換性があるのがうれしいところです。いまは焚火の着火にも使っていますが、荷物をコンパクトにしたいときには置いていきます(100円ライターでも着火できるので)。
ラーメン・ツーリングをするにあたって、コンパクトバーナーを追加しました。ゴトクが風防の役割をしているようで、風の中でも火が消えることはありません。焚火だとクッカーにススがついてしまうので、炭火焼きなど香り付けが必要な料理以外はバーナーでやっています。イワタニはFORE WINDSブランドでスタイリッシュなバーナーも出していますが、こちらのジュニアコンパクトバーナーのほうが最大出力も高いようです。それでも1本のボンベを最大出力で使っても1時間以上は使える計算です。僕は強火加熱はほとんどしないので、1本を使い切るのにはキャンプ数回かかります。
バイクに積める大きさの幅189 mmの小さな焚火台です。価格改定があり今は6380円なんですが、近所のバイク屋に行ったら改定前の価格(4200円)で売っているのを発見。焚火をする予定はなかったのに衝動買いをしてしまいました。
ツーリングフラットグリル189に決める前に興味を持っていたのは
なお、補修部品としてゴトク(https://amzn.to/3RD5gbk)が追加購入できますので、焼肉のときの交換網としてスペアを持っておくのもいいかも。熱源としてはエコココロゴス ミニラウンドストーブ4(https://amzn.to/3qAdxVt)がサイズぴったりでした。2つ並べるとジャストサイズですが、グリルの片側に1つだけ置いて火をつけるとゴトク上の位置によって温度調整もできます。
鉄板
前述のクッカーは煮る・炒めるに使えますが、焼くのにはあまり向いていないので、スキレットや鉄板が欲しいと思っていました。鉄製のものだと重量があり、シーズニングしたり油でコーティングしておいたりの面倒が多いです。
しばらくは家で使っている和平フレイズのグリさらパン(https://amzn.to/3L5V0G9)を持ち出して使っていました。家庭の魚焼きグリルで使うのが主目的の、アルミでできたスキレットです。セラミックコーティングされたアルミで直径18 cmあるのに215 gと軽いです(同じ大きさの鉄製スキレットだと1 kgは超えると思います)し、洗いやすく扱いも楽ちんです。でも、家族も使っているものなので、焚火でススまみれにしてしまうのは気が引けます。
- フェニックスライズ 戦闘鉄板チタン FB-2 Ti(https://amzn.to/3L4u4H1)
そこで、自分だけが使う野外専用の鉄板を探していたら「戦闘鉄板」を見つけました。ゆくゆくは戦闘飯盒2型*1が欲しいと思っていたところだったので、飯盒にスタックできる大きさの鉄板を探したらピッタリのものがあったというわけです。鉄のほうはシーズニングなどが必要になるので、そういった手間のかからないチタンを選びました。
戦闘焼網とも呼ぶべきFUZZチタン Ti-02(https://amzn.to/3DdlRyh)も、そらまめ型のまな板も欲しくなってしまいます。
このメーカーは他にもOverDrive、SuperOverDrive、Crunch Vox、Distortionという焚火台を出したりもしています。エフェクタの名前ばかり……社長さんはバンドマンですね笑
包丁
マルチツールのナイフで肉や野菜も切ることはできますので、これまではマルチツールだけですべてをやっていました。でも、薪を削ったり肉を切ったりというのをナイフ一本でやるためには、途中で洗わないといけないんですね。外では水は貴重なので、あまりじゃぶじゃぶ使いたくありません。もう一本キャンプ用のナイフ(たとえばオピネルとか)を増やしてもいいのですが、料理専用の包丁を追加することにしました。
包丁を家の外に出して持ち運ぶことはあまり想定されていないようで(銃刀法違反になってしまいそうですしね)、サヤがついている包丁ってフルーツナイフくらいしか売っていないんですね。コンパクトなほうがいいので刃渡り10 cmくらいのものを探していたところ、サビないセラミックナイフを見つけました。一見すると洋包丁のような形なんですが、セラミックで作る都合からか、このペティナイフは片刃になっています。包丁を手に持って見下ろしたときに、右側がまっすぐ左側が斜めになっているので左利き用の和包丁のように感じます。間違えて左利き用のものを買ったのかと思いましたが、そもそも全体的に薄いので特に利き手を想定して作られているわけではないようです。
まな板も黒色で統一しました。黒いのは単純にかっこいいというのもありますが、なにより薄暗い中でも食材が見やすいです。このまな板は日本点字図書館推奨とのことで、視界の悪い状態でも使いやすいまな板なんですね。