研究の柱

少し前に研究室のキンエイくんが「やっぱり一生モノの研究の柱になるものが必要だと思うんだよね」と言っていました。そういうのがないと場当たり的に研究して、結局最後には何も極めていない、という状態になってしまうよという話なのでした。反対に僕はそれまで「できるだけ知識を浅く広げておいて、必要なときに必要なぶんだけ勉強する」というスタンスだったのです。でもそれだと若くて新しい知識を吸収しやすいうちはいいけれど、歳をとって吸収しにくくなってからの拠り所がないではないかとも思うし、なんとなく貯金と退職後の生活費のような関係の問題なのです。

で、とりあえず今の「信号処理」「音響音楽」「認知心理学」に加え、「構造方程式モデリング(別名:共分散構造分析)」と「独立成分分析」を深く勉強してみようと思いました。前者は親父さまに「なんとなくいかがわしい」と言われたものなんですが、まぁいいでしょ。あとは「プロジェクト管理法」とかも勉強しているんですが、これは実践してないのでモノになっていないですね。