考えれば考えるほどフリーウェア作家にとってWebStartは使えるものだという気がしてきます。アプレットのようにセキュリティのことを心配して認証してもらったりする必要も低いですし、Javaなので一応どんなプラットフォームでも動くことになっています。そしてなによりも、サーバー側に新バージョンを置いておくだけで、ユーザー側のソフトも自動的にアップデートされるというのが素晴らしいところです。
フリーソフトがベータ版のうちにはアップデートが頻繁で、ユーザーには何度もウェブサイトに来てもらって新バージョンをダウンロード&インストールしてもらう必要があります。旧バージョンとの互換性がなくなってしまったときには、説明書を読まないユーザーからの問い合わせも多発するでしょう。自動アップデート機能を自力で付けるのは大変だけれど、WebStartを使えばそれだけで問題が解決されるという単純さ。ステキです。
