土曜日の晩に、研究室の仲間とパーティをしました。いくつかあった飲み物のうちのひとつが、例の水色ボトルのジン、ボンベイ・サファイアでした。よくぞ僕の好みを知っていたなと感激です。しかも「本来のを探したんだけど、ケベック州内ではこれしか手に入らないみたい」と渡されたのは、アルコール度数40%のもの。ボンベイ・サファイアは本来47%のジンなんですが、ケベック州では飲用アルコールの度数は最高40%に規制されているようで、40%に薄めた(?)ものが販売されています。
味の違いは歴然です。香りは47%のも40%のも同じような感じなんですが、口に入れた瞬間に来る、ぴきーんと鋭く突き抜ける感じがなく、あらどっこいしょっと入ってきます。まるでローパス・フィルタがかかったようなかんじです。ショットグラスについだまま放置してアルコールが飛んでしまったものとも違う、微妙な味がします。アルコール度数を下げるために他の成分も薄まっているような感じ。でも、ケベック州ならではの「フランス語並記のラベル」はちょっとおしゃれなかんじです。