株ロボ

日経新聞に「ネットと文明 第8部 仮想vs現実」というシリーズものが掲載されています。数日前の記事では「疾走 調査ロボ」と題して、ネット・ショッピング・サイトに次世代ゲーム機が登場したらすぐに購入をするようなネット・ロボットが紹介されていました。オークションでの転売目的で、誰よりもはやくに商品を手に入れるために作成されたロボットです。

同じことが株式売買の世界でも行われているのは知っていましたが、それが個人レベルにも普及しているそうです。例えば楽天証券では「株ロボ大会」という取引ロボットのコンテストをしていますし、たしかGMO証券ではAPIを公開していたはず(これから?)です。個人の感情に左右されない取引が出来るというのは良いことなのかもしれませんが、それだけで世界が勝手に動くような時代になると、経済活動の中核をコンピュータが担うようになってしまいます。もはやThe Matrixですね。