Grapherを使ってみる

金谷健一著『これなら分かる応用数学教室―最小二乗法からウェーブレットまで』がとても良かったので、それに続く『これなら分かる最適化数学―基礎原理から計算手法まで』を2年ほど前に買っていたのですが、ようやく読み始めました。学部1〜2年生の時に習って、最近は使わなくて忘れてしまった事柄を思い出すのにもちょうど良いかんじです。

さて、例題を方眼紙ノートに解きながら読み進めているのですが、さすがに確認するのにグラフを手書きするのは面倒です。そこで、Mac OS Xに標準で添付されているGrapherを、書籍の最初に出てくる「ある曲線に対する接線を求める」という部分にさっそく使ってみることにしました。「ある曲線」と「その接線」のふたつのグラフが同時に描けないといけないのですが、それは楽勝でした。方程式を(キーボードからLaTeXっぽく)入力すると、すぐにきれいにフォーマットされた数式が表れ、グラフが描画されます。簡単に美しいグラフが描けてしまいます。すごいですね。

ただ、ドキュメントが「Grapherヘルプ」くらいしかないので、多くの機能がありそうなのですが、その全貌が見えてきません。困ったものです。