DVORAK配列その後

結局QWERTYに戻しました。

楽器の練習でもそうなんですが、初心者が中級者になるには指の動かし方を「筋肉が記憶している」状態にすることが必要です(話がそれますが楽器の場合は中級者から上級者の間には「感情を表現できる微妙な楽器のコントロール能力を身につける」というのが必要ですね)。僕の筋肉がQWERTYキーボードでの動きを記憶していたため、DVORAKに移行後は、QWERTYっぽい動きをしようとする筋肉とDVORAKの動きをさせようとする脳の間の葛藤のせいか、指が痙攣して打鍵がかなり遅くなってしまいました。この筋肉記憶効果がなければDVORAKのほうがQWERTYよりも速い打鍵が可能だというような雰囲気はありましたが、QWERTYを使い続けてもうすぐ20年の僕にとっては、スイッチするのはかなり難しいのかもしれません。

次々と仕事が舞い込んできて、すぐにデータ処理をしないといけなかったりするときに慣れないキーボードを使うと生産性がかなり落ちてしまうのがスイッチできなかった一番の原因かも。もし時間が十分にあれば、DVORAKにゆっくり慣れていけたのに。残念でした。DVORAKはまた別の機会にします。