注文していた、Dream Theaterの「Score」という20周年記念ライブDVDが届きました。The Octavarium Orchestraという特別編成のオーケストラと一緒に演奏するという企画モノで、オーケストラとロックの融合が大好きな僕にはたまらない一品です。
でも、オーケストラの品質が低すぎました。音程は間違えるし、楽器ごとにテンポも違うし、編成が小さすぎて音が薄いし、ぜんぜん満足できません。クラシックの楽器はもともと自分の楽器から出る音を聞きながら演奏します。反対に、ロックのコンサートでは会場に大音量で音を流す必要があるため、自分の楽器音が聞こえません。そこでロックでは足もとのモニタースピーカーから帰ってくる音を聞いて演奏します。もしかしたらオーケストラのメンバーたちのところには十分なモニターが用意されていなかったのかもしれません。そんな感じの演奏でした。・・・だが、ちょっと待て。オーケストラだけで演奏していたときも音が変だったぞ。ただ単に練習不足なだけなんじゃないか〜?
ひとつ感心したことは、バンド後方に編成されたオーケストラの動きを確認するために、ドラムセットの中に鏡があったこと。Mike Portnoyはバックミラーで指揮者を見ながらドラムを叩いていたのでした。