OS X 10.11 El Capitanでは、たとえroot権限を持っていても/System
、/bin
、/sbin
、/usr
への書き込みができなくなります(/usr/local
は書き込み可のまま)。ただ、El Capitan以降のバージョンで/usr/local
が影響を受けないとも限りません。/usr/local
を使うHomebrewではなく/opt/local
以下にファイルをインストールするMacPortsを使用したくなりました。
Yosemite用のバイナリ・パッケージをインストールしようとしても「10.10でしか動きません」と拒否されたので、ソースからビルドしてみます。
その前に、Xcode 6.4だとうまくいかない予感がしたので、Xcode 7のベータ版をダウンロード&インストールして、Command Line Toolsもそちらを使うように指定しました。*1
$ sudo xcode-select -s /Applications/Xcode-beta.app/Contents/Developer
その後、以下のようにソースコードをダウンロード〜ビルド〜インストールをすればOK。
$ curl -O https://distfiles.macports.org/MacPorts/MacPorts-2.3.3.tar.bz2 $ tar xjvf MacPorts-2.3.3.tar.bz2 $ cd MacPorts-2.3.3 $ ./configure $ make $ sudo make install
.bashrcなどで/opt/local/bin
へのpathを通してあげてから
$ sudo port -v selfupdate
で初回設定が完了です。あとは好きなportをインストールすべし。
$ sudo port install gnupg