LaTeX2HTMLその後

数式内の日本語に関して、まだ諦めきれないのでぐだぐだ続きます。latex2htmlに-debugオプションを付けて実行して調べたところ、PostScriptファイルは日本語フォントの指定がされているのですが、どうやらghostscriptが指定されたフォントをうまく見つけられないようでした。いまはghostscript 8.53をインストールしているのですが、それを7.07に落とすことにしました。8.0以降には7.0で追加されたCJK系のファイルが入っていないのですが、それも問題っぽいです。ただ、8.15あたりには日本語がちゃんと使えるようなリソースが追加されたと聞いていたので、安心していたんですが・・・。

7.07のインストールはパッチ当てがヒジョーにめんどくさそうなので、小川さんのEPS Ghostscript 7.07.1パッケージを使うことにします。パッケージなのでインストールが簡単。

で、あらためてlatex2htmlで数式に日本語の入ったものをコンパイルしてみると・・・通りました。めでたしめでたし。

【まとめ】

まずptetexでtetexからptexからdvips(k)からdvipdfmxまですべてをEUCコード対応でインストールすべし。LaTeX2HTMLは最新開発版を使うべし。libjpeg、libpng、libtiff、netpbmなどのインストールも必要だぞ(nkfも欲しい)。ptetexにはGhostscriptが含まれていないので、別途日本語対応版をインストールするのだ。パッケージ化されたものが便利だよ。