またもや右耳が

大学の後輩が組んでいるP.I.G-106-というバンドがあるんですが、ライブが秋葉原(というか岩本町)で行われるとのことで、昨晩見に行きました。PAが4000Hzあたりをキンキンに上げていて耳に痛かったんですが、今朝になっても耳鳴りが治まりません。右耳で4kH…

KAN

KANの新アルバムがようやく届きました。ハマショーっぽかったり、歌詞がネタだったり、いつものようにふざけた曲も入っていて、いいかんじです。でも、あんまり冒険してないような感じです。安心して聞けますが、「TOKYO MAN」の「孔雀」でビックリさせられ…

「火の鳥」注文

ロバート・ショウがアトランタ交響楽団でやったストラヴィンスキーの「火の鳥」のSACD版を見つけたのでさっそく注文しました。このアルバムはMcGillの音楽学部レコーディング領域長が「このアルバムはレコーディングも良くできてるし、音楽にも緩急動静すべ…

砧で録音準備

学生がNHK放送技術研究所のホールで録音をするというので、雑用係としてついていきました。機材はNHKのものを使わせてもらえるという話になっているそうで、リモート録音にしてはかなり豪勢です。Yamaha DM1000、PowerMac G5、ProTools HD、192が三台という…

マノフェス

Mano Rock Festival Summer 2006に行ってきました。M野くん、M山くん、N村くん、そして僕の四人でスタジオに入って演奏をするというだけのもの。でも複数人であわせて演奏をするというのはとても久しぶりのことで、すごく楽しかったです。また近いうちにやり…

スタジオ

スタジオの写真をカメラから出してきたのでアップしておきます。スタジオ内とコントロールルーム内です。スタジオでは吸音材の量を調整していたので、まだムキダシです。 ラックの上にお茶のペットボトルが置いてありますが、あれはダメですねー。スタジオや…

KANの新作

全アルバムを集めたアーティストはそんなに多くなくて、じつはThe Alan Parsons Project、Ozric Tentacles、Dream Theater、Ben Folds Five、The Beatles、そしてKANくらいしかありません。日本でピアノ弾きながら歌う男性シンガーはそんなに多くないので、…

電子音で育つ

帰国の飛行機で僕の前に夫婦が座っていました。中央のスクリーンに一番近い座席で、ベビーベッドが取り付けられるようになっている座席です。そこに生まれて間もない赤ん坊が寝かされていました。おとなしい子で、あまり泣きません。でもたまに泣き始めるこ…

Led Zeppelin

久しぶりにLed Zeppelinを聞いてみました。「Trampled Under Foot」「Achilles Last Stand」あたりはプログレっぽさも入っていて好み。そういえばLed Zeppelinは最初の頃はプログレッシブ・ロックっていうジャンル分けされてたんじゃなかったっけ? 後にYes…

いまさら恥ずかしいアルバム

いまさら買うと恥ずかしいアルバムというのが世の中にはあります。その代表はPink Floidの「Far Side of the Moon」です。LPレコードの時代から20年間もビルボード・チャートに入り続けたアルバムで、新たに買うときは「聞きすぎてレコードが擦り切れちゃっ…

Zero Divide OST

ゲーム制作会社のZoomが過去の自社ソフトの音源をMP3で無料配布していたり、X68000用のディスクイメージを配布していたりします。アリスソフトと同様、これ以上利益にならない過去のソフト資産を無料で公開するというのはとてもいい動きだと思います。Zoomは…

音の密度・再訪

AES120Parisも来週に迫ったので、最新の音楽音響業界の情報や音を仕入れておこうと思って、久しぶりにRolandやKorgのサイトに行ってみたんです。で、ある意味びっくりしました。5年前から音が変化していません。もしかしたら10年くらい同じままなのかも。僕…

やっぱり耳がおかしい

以前、大音量で耳がやられてしまったと書きました。一週間くらいで元に戻ったと思っていたのですが、最近は花粉症で鼻をかみすぎるのもあって、右耳の聞こえが悪くなりました。以前と似たような感覚ですが、今度は左耳と比べて250〜800Hzくらいの聞こえが悪…

スピーカー・マッチング

いろいろな部屋に同じ音を持ち込んで聴取実験をすることになりました。そこで、どこでも手に入りやすくてしかもあるていど音がしっかりしているDynaudio BM15Aというスピーカーを選びました。これと同じタイプのスピーカーを以前は借りて使ったのですが、5つ…

音響業界における世界的パラダイムシフト・後編

気が向いたのと、maroくんのプッシュがあったので、後編。前編とかぶる部分も多いですし、BlesserとPilkingtonの意見だけではなく僕による追加部分もあるので、注意。

音響業界における世界的パラダイムシフト・前編

BlesserとPilkingtonが2000年に書いた「音響業界における世界的パラダイムシフト」という文章を読みました。話は音響業界を中心に据えてはいるものの、それだけにはとどまらない業界の移り変わりを考察した文章でした。ひとつの技術は研究者のあいだで産声を…

フィリップ・グラス

Ozric Tentaclesを聞いてから「テクノを生演奏する」という音楽家を探していたのですが、クラシック (というか現代音楽) の世界にそんな作曲家がいます。Philip Glassという、ミニマルっぽいことをやっている作曲家です。フルートやフレンチホルンなどの生楽…

もののけ姫

あしたか「すまない。なんとか止めようとしたんだが。」 さん「もう終わりだ、何もかも。森は死んだ。」 あしたか「まだ終わらない。私たちが生きているのだから。力を貸しておくれ。」 泣いた・・・そんな中でも「あ、ステレオの相関係数がゼロだ」なんて考…

timbre

調べたら、英語で音色を表す「timbre(タンバー)」という単語は、フランス語では主に切手という意味なのでした。発音も「タンブル」。英語の「stamp」と同じ意味らしく、証紙や印鑑という意味でも用いられるほか、英語のtimbreと同様に音色という意味も含むそ…

満を持した耳栓型?

Sony MDR-EX90SLという耳栓型ヘッドホンが発売されるそうです。このヘッドホンのうたい文句は「MDR-CD900STの技術を投入」なんだとか。耳栓型は遮音性能が高く、個人ごとに違う耳介の形に影響されにくいのですが、あまり自然な音が得られにくいのでした。 CD…

アマンダ・マーシャル

Amanda Marshalというカナダのシンガーの曲をいやというほど聴いています。もう何百回も聞きました。いや、まじめに千回は軽く超えてます。 イヤー・トレーニングの授業で使われる音源の中にAM2 Introというものがあるのですが、それがAmanda Marshalの「Sun…

予告に音楽が間に合わないと

映画の予告(トレイラー)ってのがありますが、けっこう早い段階でつくってしまったりするので、それに音楽が間に合わないことがあります。そんなときに使われるのがカール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」やヴェルディの「レクイエム」です。コーラスが激…

FM音源

なつかしの「ラスタン・サーガ」の曲を聴いてました。おそらく音源はヤマハのYM2151だと思うのですが、「ストライダー飛龍」と同じような音が出ています。単音で聞くと高周波がブリブリ出ていて絶対かっこわるい音ばかりなのに、曲全体として聞くとかっこい…

Shure E2

同じPh.D.プログラムにいる友人のつてでShure E2を入手しました。遮音性能抜群の耳栓型ヘッドホンです。Shureが作っているヘッドホンのなかでは最も低いレベルの製品ですが、それでも一万円ほどする品物です。さて、音質はどうかな? 部屋にあったヘッドホン…

iPodの電池がいきなり長持ち

どこかのサイトで「iPodの電池のもちが悪くなったら、システム・リストアをやるといい」と読んだ気がしたのでやってみたら、たしかに電池が長持ちに。ただハードディスクを消して、最新版のシステムを入れ直しただけなのに、なんだこりゃ。システムのアップ…

聴力

風邪のほうはビタミンのおかげで何事もなく過ぎてゆきました。耳は相変わらずです。まだ右耳で高周波音が聞き取りにくい状態(4〜8kHzが-6〜-8dB)です。僕の聞き耳は右耳だったので、研究の音作りに難儀してます。でも人間(というか耳のシステム)というの…

MacBook Proノイズ問題

MacBook Proのノイズ問題が色々なところで話されています。どうやら適切なアース処理(グラウンディング)がされていないのが原因らしいとのことですが、スピーカーからのみジーという雑音が聞こえるとか。音処理のためにMacを買うような僕にとってはがっか…

YMCK

以前からずっと気になっていたファミコン・サウンドのYMCKですが、ファースト・アルバムを聴いてみました。素晴らしいですねぇ。楽器音がセンターから、そしてボーカルが両サイドから。今までの常識とは逆の楽器配置です。8曲目の「Synchronicity」が楽曲の…

Eagle Fly Free

iPodに「faster faster」と題したプレイリストが入っています。ロックやメタルの中でも疾走感のある曲を選んで、激しさや焦りが必要なときのBGMとしています。3月末まで全力疾走で駆け抜けないといけない状況になりつつあるので、「faster faster」モードに…

Continuum

Dream Theaterの「Octavarium」の表題曲を聞いた時に「イントロのシンセに聞こえる音はスライド・ギターなのかも」と思ったのですが、その音はHaken Audio(ハケーン・オーディオ?)のContinuum Fingerboard(コンティニュウム・フィンガーボード)という楽器を使って出…